●お盆のスケジュールを教えて!●
地域によって多少の違いは存在しますが、多くの地域では8月13日から16日の4日間に渡り、お盆の行事をおこなっています。行事の一連の流れには、「先祖の霊が一時的に現世へとやってきて、また死後の世界へと戻る」という日本古来の祖霊信仰が反映されており、その風習も日程同様、地域ごとの違いが存在します。●盆棚は必ず作るものなの?●
盆棚とは、お盆の期間だけ設置される祭壇のことです。この祭壇は、先祖の霊が滞在する場所で「精霊棚」とも呼ばれています。盆棚は、四隅に青竹を立てた台の上にゴザを敷いて、その上に位牌やお供物などを置いたもので、主に仏壇周辺に置かれます。 盆棚は必ず作らなくてはならないという決まりはなく、最近では、仏壇にお札を飾るなどして、盆棚を兼ねる家庭が増えています。●お供物は何を出せばいい?●
お盆のお供物には、夏に採れた作物やお団子などがよく用いられます。また、お膳に家族と同じ食事を用意し、お供えしているところもあります。お供物の内容は、宗派で決められていない限り、特に決まりはありませんので、通常と同じように、故人が生前好きだったものをお供えしても構いません。●盆提灯の役割は?●
盆提灯は、お盆のときだけ飾られる提灯のことで、「迎え盆」の際は先祖の霊が現世に戻ってくる目印として、それ以後は霊が家のなかにとどまっている証として灯されます。盆提灯の灯りには、昔はローソクが用いられていましたが、近代に入り電球が使われるようになりました。そして、終日灯りをつけておくのは危険なことから、最近は灯をつけずに置いているところが多いようです。